この数十年、増え続けるデータ量に比べ膨大なデータを斬新な方法で視覚化する技術はあまり普及していません。特に、人の直感を刺激したり感性に響く視覚化を導くためには、データ解析やCGアルゴリズムだけでなく、認知科学に基づく生態学的な心理反応や美観を左右するグラフィックデザインなど広範な知識と技術が要求されます。私たちは、これら広範囲に及ぶ熟練した技術とアイデアだけでなく、データを保有する方との緊密なコミュニケーションを重視し、課題に即した情報可視化システムを提供します。これまで、官民を問わず工学、気象科学、社会学、環境学、芸術など分野を超えた幅広いアウトプットを生み出しています。
データの種類や領域を問わず、クライアントとの円滑なチームワークを大切にしながら可視化に関するプロジェクトを支援します。
主な事業
代表取締役、博士(政策・メディア, 慶應義塾大学)
一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科 特任講師
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 特任講師
慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員
武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科 非常勤講師
京都精華大学 メディア表現学部 非常勤講師
日本学術会議 総合工学委員会 教育改革と可視化小委員会委員
日本科学未来館 常設展示アドバイザー(2024年度)
1977年東京生まれ。法政大学工学部電子情報学科(2008年改組)にて半導体材料を専攻し、卒業後、IAMAS国際情報科学芸術アカデミー(現・情報科学芸術大学院大学)にてグラフィックデザイン、デジタルメディア表現を学ぶ。卒業後は、永原康史事務所にてグラフィックデザイナーとして勤務した後、UI/UX開発・デザインを専業とするAlliance Portを創業。東京都現代美術館、日本科学未来館、山口情報芸術センター、せんだいメディアテーク、国立情報学研究所等、大手企業や公共機関の広報支援やウェブ開発に従事。2018年に株式譲渡により経営を離れ、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 脇田玲研究室に所属し、データ可視化とデザインの研究に取り組む。2023年に博士号(政策・メディア)を取得。以降、巨大なデータを持つ企業や研究機関と大規模学術データの可視化に関する共同研究や、メディア・アートの開発に関わる。NHKと開発した「新型コロナウイルスの進化地図」はNHKスペシャル、クローズアップ現代で解説CGとして放送され、22年グッドデザイン賞、22年可視化情報学会賞(技術賞)、21年同可視化情報シンポジウムアート賞大賞を受賞。一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科など、データサイエンス、データビジュアライゼーションに関わる学際的な研究教育に取り組む。日本学術会議「教育改革と可視化小委員会」委員。
内閣官房(広報室)/ヤフー株式会社/NHK/NHKエデュケーショナル/株式会社LIFULL/東京大学/総合地球環境学研究所/横河電機株式会社/Takram 他
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